ボンズ20周年記念展 小倉版 で、南さんトークショー

小倉で開催された、北九州ポップカルチャーフェスティバルというイベントで、2018年11月10日13時からの南さんトークショーを観覧しました。
まず最初にスクリーンで映像上映。20周年記念で作った全作品ノンストップ映像を血界戦線曲にのせて。(展示会場ではアニメフェアで上映している版を流している)
たった一人でご登壇。なんと進行含めて全てをお一人で、という事でした。誰か進行がいて、インタビューするんじゃないのか!という衝撃。
前日入りして、展示チェックをされたよう。その時か、展示会場のメインビジュアル看板にサインがありました。展示物は、東京からデータ送って、出力品を展示。膨大な量に九州スタッフに動揺が走ったとかとか。(だからカラーコピーな質感)
冒頭上映映像について、ボンズはアクションを期待されてることもあり、全作品映像にはそこを中心にしたとのこと。権利関係が問題だろうとは思うものの、ファンとしては市販して欲しいなーと思わずにいられない。
トークショーは30分で、そんな短時間にどれだけ語れるか…と前置き。まずは、20周年だし、制作の基盤あたりから。
ボンズ制作物についてのアピールは「手描き」のこだわり。もちろんCGも取り込むが、手描きでの表現は無くしたくない。ハイブリッドは増やす傾向だけど、手描きを無くしたくない。最新作(当日が公開初日)劇場版エウレカセブン『アネモネ』でも使っている。でもここでは人物CGでメカ手描きってシーンもある。大抵は人物手描きでメカCGとなるところだが、メカもキャラクターだと思うので、手描きで表現する部分もある。とは言え、メカ手描きは大変!線多いし動きも複雑だし。
ボンズ前にGガンをやってたとき、バンダイの人に、おもちゃにからんだ話で、ロボットは目が命と言われた。そこからあれに出る100体ぐらいのデザインで、目の部分は全て変えている。(南さんが結構熱く語っていて、「俺、なんでこんなにサンライズの宣伝…」てなってる)
今回のイベントを機会に、「展示を見て、このボンズ作品知らないというのがあれば、見てください。私が言うのもナンですが、どれも面白いです。」
NHKの大河ドラマが『西郷どん』ですが、この時代を舞台にした『ヒヲウ戦記』てのがあります。見た人…(挙手)…結構いるね。(おー、多い。嬉しい)面白いですよ。
あと、最近だとA.I.C.O.がNetflixというところでネット配信なのですが、2019年2月にソフト化されます。そちらでもぜひ見て下さい。
ボンズは、色んな作品を作ってますが、最近『ひそねとまそたん』というのを放送。
見た人いますか?(見てる人少なかった!意外。)「あれ?見てる人少ないですね」
空自の話ですが、ドラゴンが飛行機になって飛ぶんです。何言ってるかわからないですねw ドラゴンが飛行機のコスプレしてるアニメです。(おいおい)
かなり好評で、この後ボックスで出る。このタイトルが、接触編と発動編。ん?ここ笑うところです。どこかで聞いた事あると思った人もいるでしょう?実は『イデオン』からで、ちゃんとサンライズと、そこ経由して富野さんの許可を頂いたタイトル。
今後の話。余計なことを言わないように釘をさされ、原稿があるので読む南さん。(ちょいちょいイベントで、「あれ?今のNG?」て場面がある)
文スト
3期決定。時期…(オフレコレベル?)まぁ、来年じゃないっすかねー!(どっと笑い)
ヒロアカ
3期の終わりに発表された通り4期決定。「これも来年じゃないかな。」アクション好きな人は見て欲しいとのこと。
キャロル&チューズデー
プルスウルトラ枠(今、Ingressやってる、と説明)で、ナベシン監督です。Netflixでも配信。
スペースダンディ
これまた観覧者に聞いてみたが、見てる人案外少ない。
「ダンディ知らない人は絶対見ないといけない作品だよ!」(めっちゃ推してる南さん)
色んな人が参加してて、スタッフフェチの人は見るべき。
最後にってことで『アネモネ』予告映像上映。
上映開始日でもあり、めっちゃタイトルを連呼する南さん。「この後で見に行ってはいかが」
三部作で、その二作目。一作目の色々を3割回収してます。(3割?と場内若干反応)アネモネから一作目のハイエボリューションに戻っても面白いよ!
というところで時間いっぱい。
「これからもどんどん作っていきます。」と力強く宣言して終了。
南さん、ありがとうございました!誰かとの掛け合いもいいですが、たまにはこういうのもいいですね。
