東日本大震災災害派遣実動部隊講演会 メモの1

2011年8月20日に、千葉県自衛隊協力会連合会主催の講演会が開催されました。これを聴講してきましたので、書き留めたことを記しておきます。

流れは次の通り。(括弧内数字は、持ち時間)
・開催挨拶(5)
・感謝状贈呈(10)
・講演会第1部(千葉県内での災害派遣活動状況) 高射学校(30)、横須賀警備隊(5)
・講演会第2部(県外での災害派遣活動状況) (海)第21航空群(15)、下総教育航空群(5)、第3術科学校(5)、移動通信隊(5)(空)第1補給処(10)、第1高射隊(5)、第44警戒隊(5)(陸)第1ヘリコプター団(20)、第4対戦ヘリコプター隊(5)、需品学校(10)、関東補給処松戸支処(5)、第2高射特科群(5)、第1空挺団(25)

挨拶に立った森田県知事の、ものっそい芝居がかった話し方に、くらっとしたけどぐっとこらえて。
さあ、いよいよ講演会。

第1部


高射学校


そもそも、高射学校とは…てことで、任務と編成。例年の広報イベントも紹介。(以下、他の部隊もそれぞれの発表時に自己紹介をしているが、割愛)
発災当時は、千葉県下についての対処のため、第1空挺団が災害派遣部隊の長として動くことになっている。(んでも、東部方面隊とちゃうけど、そこんとこはどうなってるんだろうか?)
そこから、物資輸送についての指示が高射学校に。
その後、空挺団は東北および原発の対応にあたるため、高射学校長が千葉隊区長を引き継ぎ。
もともと、千葉県下を3ブロックに分けてそれぞれに部隊を配置して、対処するってことになっていたらしい。(1ブロックあたり、人口200万人程度)
当日は、30分で指揮所が立ち上がった。1時間後の様子が出た。(スクリーン)
空挺団>空挺団・高射学校・松戸 から 高射学校>高射学校・松戸・(?) という体制へ
空挺団の抜けたあとは、31普、第1施設大隊、第1通信大隊が増援に

長期活動した浦安と香取では、対処終了のときにセレモニーが実施された

この先の備え:首都直下地震に備えて、色々見直し。そこから一部紹介。
ともかく、震度6以上が発生したら、自動的に対処計画発動。その内容を今回の活動で教訓となった次の3点を中心に見直し。
・液状化(事前の被害見積もりの見直し→ほとんど都内の狭い範囲しか想定されてない地図が!<それはさすがに楽観的すぎるのでは?と思ったよ…。だって、千葉に想定場所が無かった)
・初動の情報収集(協力員制度などにより、外部からの情報提供を受ける仕組みづくり。協定の締結。メールや電話)
・活動に必要な資機材の不足(こおいう装備を追加しようと思ってます、というのを写真で紹介。今回、千葉県とか自治体から借りたものも結構あったらしい)

自治体との連携を強めるために…防災監として自衛隊OBをつこてくださいーって話。千葉だけじゃなく、全国の状況を、ざっくり紹介。

横須賀警備隊


港務隊が給水支援のため、YW21と曳船66を浦安の千鳥ふ頭岸壁にもってきた。
YWは、足が遅いので曳船でカバー
船橋潮見と浦安千鳥を往復(なんでこの2カ所かは不明。つけられるところであったから、かな?)。YWだけだと?約5時間なので、曳船必要(なのか、曳船使って5時間になったのか…)
とかなんとか、兵力と配置をぱぱっと紹介程度。なんせ、持ち時間5分やしね。→かなり無理がある

ところで、この横警の発表に使われたPPT(?)がまた、泣かせることにことごとく1文字表示が欠けていて…。いたたまれない気分で見てました。

第2部


(海)

第21航空群


発表の最初は、「県知事と同じ名字なので選ばれました」から始まり、そして最後に、スクリーンも使ってヘリフェスの宣伝をした!いやー、あっぱれなりー。
当日1504にヘリを上げて情報収集開始。
がれきと化したところでの捜索活動には、赤外線暗視装置が有効だった。肉眼では、がれきにまぎれてしまう人影も、ばっちり見えたよ。こういうデータは、データLINKで護衛艦にも送信できて、そっちでもモニタできる。
ヘリは、とりあえず広い平らなところがあれば、着陸できるので、あちこち行けた。(とはいえ、ぼこぼこな地表や、津波でどろどろになったところに降りてる様子も。前輪がめりこんでいたり!)
降りられそうにないとこは、ホイストで人だけ降りたりして。
便利だったのは「ひゅうが」。色んなヘリがここと行ったり来たり。
格納庫も広いので、物資を詰め込んで出かけた。米軍からの物資も、一旦ひゅうが内に収められたらしい。

下総教育航空群


YS-11Tの人
当日、地震発生時(発災時というらしい)特別救難隊を編成。これは、自動的に何かあったときに、基地周辺への初動に対処するため。でも、幸いにも基地あたりは、特に大きな被害は無いということで、これは解隊して別体制へ移行
P-3Cをあげて状況確認
統合任務部隊への参加があり、東北沿岸、海上の警戒等にあたる
救難物資輸送は、まず自主活動として、小月・下総・徳島→三沢のルートが、その後統合任務として、徳島→松島というルート。
下総は、「しもきた」支援にも参加

第3術科学校


「しもきた」入浴支援に参加。乗員だけだと人が足りないし、女性いないし。
横須賀が救援物資集積場所だったので、そこから海上輸送、海上から陸へLCACで輸送。
ほかに、県庁での連絡員業務。ニーズにあった物資配分と迅速な配送。

移動通信隊


車載型の衛星通信機材を現地に持って行き、陸自の通信支援に使用。音声とデータ各回線の設置を、陸自と協同で行った。
本当は、最前線で色々やりたかったけど、後方支援の通信確保は重要な任務!ってことで頑張った。

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