6年ぶりの海保観閲式
2018年5月20日(2日目)に、海保観閲式を観覧してきました。そのときの様子をつづります。
ちなみに、今回の行事名は「海上保安制度創設70周年記念観閲式及び総合訓練」です。
朝は雲が出て、気温低く風も強めで、待機列では肌寒く感じた。
1030に乗船手続き開始。

同行者と打ち合わせの位置に向かった。ひとまず第一関門突破。規制線際なので、続く関門がある。
規制解除で移動。希望の位置取りに成功し、ようやく腰を落ち着けた。(立ちっぱなしだけど)
乗船してからは、雲も晴れて日差しが痛いぐらい。風があるのがありがたい。
晴海には、やしま、そうや、だいせんが入っていて、さらに横浜出発のいず、も加わり合計4隻で観閲部隊となる。
やしまの後に続いて出航。すると、風が強まり気分も高まるので暑さを忘れる。
最近の西航路を知らないので、そのあたりも個人的見どころ。潮風公園はまだまだ工事中だなとか、新しい客船ターミナルの場所は連絡橋がどんな規模かがわかるようになったなとか。品川方向を見ると、富士山がやや霞んで見えた。冬場以外だと期待してないだけに、うれしくなった。

また、中央防波堤側には作ってる途中という見た目の橋が見えてきた。通行止めのお知らせを見ていたが、これに関係するのかな。後で調べたところでは、そのものではなかったが「仮称・東西水路横断橋」だった。この橋で繋がるのだな。渡ることはあるのかな?東京オリンピックでボート競技の会場になる場所。大騒ぎも今はすっかりおさまって、ただの水路にしか見えない。
と、ここまでくれば訓練海域は目の前。ひらけた会場に黄色い臨時浮標と受閲組の船や、横浜からのいずが見え始めた。
アナウンスもあり、いよいよ開始。

一列縦隊で観閲・受閲の双方がすれ違い始める。ずらーっと並ぶのを見ると、いつもながら見られてよかったなぁと思う。そして撮影しておかねば!という場面の一つ。ネットでもこの画像が多いので、やはり定番なんだなと思う。
しかし、それは戦いの火蓋が切って落とされたことを意味しており、ひったすらフレームにおさめては撮影を繰り返すのみ。ほとんど反射的。これぐらいのズーム具合、というのはもうほとんど「毎度同じ」調子だ。だから毎回同じよーなカタログ画像になるのだが、しかし外せない。カメラの反応速度もあるので、変化させづらいのだ。下手して撮りこぼすほうが悔しい。

そうこうするうちに船艇の部終了

ふっとまさに一息したら航空機の部が始まり、さらに反射神経が試される。もう、撮れたらいいやという気持ちを保つようにしながらも、ズームする指。速く移動する物体で、ちょっとデータ量も大きくなるモードで撮影してるので、記録速度に時間をとられ、次の被写体へのピント合わせが大変になる。があああああ!てなるも、しかしそこに意識を残してる場合でもない。

そして闘いは一時休止。
観閲航行が終わり、訓練展示へ。
訓練展示は、どのタイミングでどんな位置関係になっているかで、何が見られるかわからない。さらに感覚で撮影していく。そんな中でも、「火災発生」の発火シーンは、待ち構えられるものの一つ。固唾をのむ観覧者一同w
ゴクリ。
緊張の中、「ドン!」という音と共に火の玉が上がる。一斉に切られるシャッター音!

そこからまた怒涛の船艇・航空機入り混じる訓練風景に、あっちだこっちだズームだ全景だ…

もう目と指だけが働いてる感じ。
一通り訓練が終了。
となると、あとはお待ちかねのフェアウェルパレード。
参加勢力による「お見送り」。
海保の面々は、各海域から参加しているので、ご当地出し物で賑やかにパレードする。例えば徳島からの船は、阿波踊りするとか。電光掲示板を使ってメッセージ出したり、音楽ももちろんガンガンに流して、衣装もそれぞれで思いっきりお祭り状態。

普段、尖閣諸島あたりを警戒している「ざんぱ」さんも参加でした!いつも、ありがとうございます!
で、海保だけじゃなく海自も警察も間に入ってパレードするわけで、この温度差もある種の見どころ。久々の開催ではあったものの、それなりに頑張ってた。以前は、ホントにただ航行するだけだったりしたけど、やってもいーかなーってなったみたい?(^^)

で、フェアウェルのときお立ち台を見ると、バッチリ総理は残っていらっしゃいましたw
すっかり終わって、ようやく力が抜ける。今回の場所が前のブルワーク沿いで、そこにもたれかかっていたのと、観閲式中に多くの人が寄って船全体が傾いていたこともあり、ずーっと前傾姿勢でいた。おかげで、足に荷重が相当かかってて、もうヨレヨレ。
さて最後のポイントは、総理退船。えー、そゆのもあるんか、と事情通に聞き、やんわり待機。

やしまを見ると、訓示前から飛行甲板は立ち入り禁止になって、まもなく格納庫シャッターも下された。あの格納庫で待っていた観客もいたのだろうか?(涙を禁じ得ない)
しかし、私が乗船しているそうやは、離れる動き。しかも加速。ありゃ、どんどん帰ってる?
なんとか見られないかと、やしまを見続けるが、ヘリの姿すら見えず断念。
しょーがないので、ちらっと船内を散歩して、接岸・下船を待った。
ともあれ、久々の観閲式を楽しみ、帰宅の途についた。
晴海ではバス待機列が結構なことになっていたが、歩いて勝どき駅に向かうと、途中でビッグサイトからの系統バスが来たので乗車。とてもラッキーな締めくくりだった。
海保ならびに関係者の皆様、観閲式開催と公開をいただき、ありがとうございました。
同行の面々も、ありがとうございました。

ちなみに、今回の行事名は「海上保安制度創設70周年記念観閲式及び総合訓練」です。
そうや乗船
朝は雲が出て、気温低く風も強めで、待機列では肌寒く感じた。
1030に乗船手続き開始。

同行者と打ち合わせの位置に向かった。ひとまず第一関門突破。規制線際なので、続く関門がある。
規制解除で移動。希望の位置取りに成功し、ようやく腰を落ち着けた。(立ちっぱなしだけど)
乗船してからは、雲も晴れて日差しが痛いぐらい。風があるのがありがたい。
晴海には、やしま、そうや、だいせんが入っていて、さらに横浜出発のいず、も加わり合計4隻で観閲部隊となる。
やしまの後に続いて出航。すると、風が強まり気分も高まるので暑さを忘れる。
最近の西航路を知らないので、そのあたりも個人的見どころ。潮風公園はまだまだ工事中だなとか、新しい客船ターミナルの場所は連絡橋がどんな規模かがわかるようになったなとか。品川方向を見ると、富士山がやや霞んで見えた。冬場以外だと期待してないだけに、うれしくなった。


また、中央防波堤側には作ってる途中という見た目の橋が見えてきた。通行止めのお知らせを見ていたが、これに関係するのかな。後で調べたところでは、そのものではなかったが「仮称・東西水路横断橋」だった。この橋で繋がるのだな。渡ることはあるのかな?東京オリンピックでボート競技の会場になる場所。大騒ぎも今はすっかりおさまって、ただの水路にしか見えない。
と、ここまでくれば訓練海域は目の前。ひらけた会場に黄色い臨時浮標と受閲組の船や、横浜からのいずが見え始めた。
アナウンスもあり、いよいよ開始。
行進




一列縦隊で観閲・受閲の双方がすれ違い始める。ずらーっと並ぶのを見ると、いつもながら見られてよかったなぁと思う。そして撮影しておかねば!という場面の一つ。ネットでもこの画像が多いので、やはり定番なんだなと思う。
しかし、それは戦いの火蓋が切って落とされたことを意味しており、ひったすらフレームにおさめては撮影を繰り返すのみ。ほとんど反射的。これぐらいのズーム具合、というのはもうほとんど「毎度同じ」調子だ。だから毎回同じよーなカタログ画像になるのだが、しかし外せない。カメラの反応速度もあるので、変化させづらいのだ。下手して撮りこぼすほうが悔しい。

そうこうするうちに船艇の部終了

ふっとまさに一息したら航空機の部が始まり、さらに反射神経が試される。もう、撮れたらいいやという気持ちを保つようにしながらも、ズームする指。速く移動する物体で、ちょっとデータ量も大きくなるモードで撮影してるので、記録速度に時間をとられ、次の被写体へのピント合わせが大変になる。があああああ!てなるも、しかしそこに意識を残してる場合でもない。

そして闘いは一時休止。
訓練展示
観閲航行が終わり、訓練展示へ。
訓練展示は、どのタイミングでどんな位置関係になっているかで、何が見られるかわからない。さらに感覚で撮影していく。そんな中でも、「火災発生」の発火シーンは、待ち構えられるものの一つ。固唾をのむ観覧者一同w
ゴクリ。
緊張の中、「ドン!」という音と共に火の玉が上がる。一斉に切られるシャッター音!


そこからまた怒涛の船艇・航空機入り混じる訓練風景に、あっちだこっちだズームだ全景だ…

もう目と指だけが働いてる感じ。
一通り訓練が終了。
フェアウェルパレード
となると、あとはお待ちかねのフェアウェルパレード。
参加勢力による「お見送り」。
海保の面々は、各海域から参加しているので、ご当地出し物で賑やかにパレードする。例えば徳島からの船は、阿波踊りするとか。電光掲示板を使ってメッセージ出したり、音楽ももちろんガンガンに流して、衣装もそれぞれで思いっきりお祭り状態。

普段、尖閣諸島あたりを警戒している「ざんぱ」さんも参加でした!いつも、ありがとうございます!
で、海保だけじゃなく海自も警察も間に入ってパレードするわけで、この温度差もある種の見どころ。久々の開催ではあったものの、それなりに頑張ってた。以前は、ホントにただ航行するだけだったりしたけど、やってもいーかなーってなったみたい?(^^)


で、フェアウェルのときお立ち台を見ると、バッチリ総理は残っていらっしゃいましたw
帰路
すっかり終わって、ようやく力が抜ける。今回の場所が前のブルワーク沿いで、そこにもたれかかっていたのと、観閲式中に多くの人が寄って船全体が傾いていたこともあり、ずーっと前傾姿勢でいた。おかげで、足に荷重が相当かかってて、もうヨレヨレ。
さて最後のポイントは、総理退船。えー、そゆのもあるんか、と事情通に聞き、やんわり待機。

やしまを見ると、訓示前から飛行甲板は立ち入り禁止になって、まもなく格納庫シャッターも下された。あの格納庫で待っていた観客もいたのだろうか?(涙を禁じ得ない)
しかし、私が乗船しているそうやは、離れる動き。しかも加速。ありゃ、どんどん帰ってる?
なんとか見られないかと、やしまを見続けるが、ヘリの姿すら見えず断念。
しょーがないので、ちらっと船内を散歩して、接岸・下船を待った。
ともあれ、久々の観閲式を楽しみ、帰宅の途についた。
晴海ではバス待機列が結構なことになっていたが、歩いて勝どき駅に向かうと、途中でビッグサイトからの系統バスが来たので乗車。とてもラッキーな締めくくりだった。
海保ならびに関係者の皆様、観閲式開催と公開をいただき、ありがとうございました。
同行の面々も、ありがとうございました。

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